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テーマ 第1回 きっかけ もっともっと歯科の仕事を続けたい!と思った瞬間(とき) 歯科衛生士 長岐祐子
はじめまして。歯科衛生士歴17年(子育てブランク6年間)の長岐祐子です。

現在の私のワーキングスタイルは、
秋田市を拠点に、秋田で歯科矯正、千葉で歯周専門、山口で予防歯科と3つの医院で働きながら、セミナー企画&講師、コラム書きの仕事をしています。
このような働き方を、世間一般には『フリーランス』と表現されますが、自分では、家族や子どもの成長に合わせた働き方をしながら、 自分の夢を捨てていない結果だと思っています。

夫に主婦業を助けてもらい、現在お金のかかる私立大学2年と多感期反抗期の高校受験生の子どもを持つ、
働き盛り!女盛り?真っ盛り?!の43歳。
恥じも見栄も脱ぎ捨て、体験談や失敗談を交えながら「歯科で働く女性たちを、さらに素敵に輝く女性へプロデュース」のお手伝いができたらと思います。
よろしくお願いいたします。

さて、今回のテーマですが、「にこにこきらりん」読者の年齢によっては、
『まだもっと仕事を続けたいなんて、思ったことない』という人もいるのではないでしょうか。
『もっと=欲』ですよね。欲とは、あるものを手にした時に味わえる快感があるから、それが欲しくて欲が湧くのです。 そしてきっかけとは『背中を押すもの』です。

そう考えると、歯科の仕事の中で『味わえる快感』がなければ、もっと歯科の仕事を続けたい!とは思わないですよね。 私のあるものとは相手からの笑顔をもらえることで、それがとても気持ち良いのです。

患者さんから
「ありがとう」と笑顔で言われると、仕事の辛さも吹っ飛び「やっていて良かった!」とさらなる意欲が沸きます。
また、他種職に比べ、歯科では幅広い年齢層の方と接することが出来ますし、歯科は医科と違い、病人より不健康な人を健康に導く事がメインですから、より多くの患者さんから笑顔を頂くチャンスがあります。

しかしこの裏で、例えば私の子どもに笑顔が見られなければ、この快感は激減しますし、患者さんから笑顔を頂いても子どもの不安な顔を見た瞬間、それが辞めるきっかけ(=背中を押すもの)になる事もあるのです。
つまり自分を支えてくれる人々と自分がサポートする患者さんの双方に、「笑顔』が見られるバランスがとれた時=『もっと歯科の仕事を続けたい!』と思うのです。


歯科衛生士 長岐祐子 
長岐さんのブログ「ステキに歯科衛生士★」