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テーマ 第6回 新たな風にエール 歯科衛生士 長山和枝
私の人生初仕事は、患者さんをユニットにお通しすること。
歯科医院側のスタッフとして、診療室のドアを中からお開けして患者さんのお名前をお呼びした時の緊張を、今でも覚えています。
今は当たり前にこなしている仕事でも、当時は緊張と不安でいっぱいでした。初めてお給料をいただいた時は、本当に嬉しかったものです。
あれから8年。たくさんの“初めて”を積み重ねて、仕事にも慣れました。初めて患者さんのお口の中を処置させていただいたときのこと。 初めてありがとうと言っていただいたときのこと。忘れないで欲しいんです。
1年目にしか感じられないことがあります。8年経ってやっとわかることもあります。 20年経たないとわかならないこともあるんだろうと知ります。 その時々にしか感じられないことを、大切に積み重ねたら、 きっと、あなたにしかできない仕事を見つけられるようになります。
たくさん失敗して、叱られて、泣いて、悩んで。その分できることが増えて、喜んで、笑って、成長できる。
初めてがたくさんある頃って、たくさんのわくわくが待っているんです。
まずは、自分に与えられた仕事を一生懸命頑張って下さい。
そんな姿を、ちょっとだけ羨ましい気持ちで、同じようにわくわくして、先生も、先輩も、待っているものです。



歯科衛生士 長山和枝
http://www.watanabeshika.net/pc(わたなべ歯科)