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子育てに専念するため、7年間のブランク、さまざまな歯科医院での勤務を経て、2007年よりフリーランスとして幅広い場で活動中!
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「ステキに歯科衛生士★」
コラム9回目「自己研鑽」

専門職である以上、日々自己研鑽は必要です。とくに復帰を考えている衛生士、あるいは復帰したばかりの衛生士には、忘れかけている知識を取り戻すためにも、その努力は欠かせません。

しかしここで多くの衛生士が「教わったことがない」「勉強の仕方がわからない」と自分のできない事に言い訳をします。 ここで彼女たちに求められていることは自ら進んで学習する姿勢(自己研鑽)なのです。

イラスト
SRPができない理由を「学校でキュレットの使い方を教わらなかった」「前の病院ではアシスト業務ばかりだった」と言います。もちろん医院側も、 はじめからすべての衛生士業務ができると 期待はしていませんし、その人の得手、不得手を考慮しながら少しずつ出来る事を増やしてもらいたいと考えています。自分よりかなり年下の衛生士と肩を並べて働いていくわけですからその中で自分がどんなポジショニングで働くことが出来るかを考えて欲しいのです。

つまり、仕事も子育てと同じなのです。生まれきた我が子を、手取り足取り教えてもらいながら子育てしてきた人がいないように、 周囲のサポートと雑誌や友人などの情報から、悪戦苦闘の中で子育てと奮闘してきたはずです。

臨床ではその対象者が、我が子から患者さんのためになり、日々奮闘する中で仕事の面白さ、患者さんへの思いやりや衛生士としての愛情が芽生えてくるのです。

第1回 カムバック衛生士3つの心得〜人間関係を見直す〜 2008/9/1
第2回 割り切る!(スタッフとの関係) 2008/10/6
第3回 子どもの笑顔(子どもとの関係) 2008/11/4
第4回 2倍以上働く!(夫との関係) 2008/12/1
第5回 ビジネスパートナー(院長との関係) 2009/1/5
第6回 20代にしておくこと 〜見通しを立てる〜 2009/2/2
第7回 30代にしておくこと 2009/3/2
第8回 40代にしておくこと 2009/4/6
第9回 自己研鑽(じこけんさん) 〜勉強する〜 2009/5/1
最終回 夢と希望を胸に 2009/6/1