
熱帯夜の寝不足、夏バテによる食欲不振などの影響で、これからの季節に風邪を引きやすいスタッフさんもいるかと思います。
夏風邪について知り、予防をして、暑い毎日を健康に過ごせるようにしましょう。

風邪の80〜90%はウイルスの感染が原因です。
多くのウイルスは寒くて乾燥した環境を好むため、冬に風邪やインフルエンザが流行します。
ですが、なかには暑くて湿度が高い環境を好むウィルスもおり、それが夏風邪の原因となります。
エンテロウイルスやアデノウィルスがその代表で、感染すると下痢や腹痛などの胃腸障害を伴うことが多くなります。


まずは身近なことから見直し、夏風邪を引かないように免疫力を向上させましょう。


エアコンのかけすぎにより、室内と外との間に急激な温度変化が生じると、体温を一定に保とうとする自律神経のバランスを崩し、免疫力も低下してしまいます。
健康に最適で、仕事の能率も上がるとされる28℃に設定しましょう。
夏は暑さにより食欲不振になる上に、発汗により体力を消耗しがちです。
そのため、夏は、高カロリー、高タンパク、低脂肪の食事をとるのがおすすめです。また、1日3食、規則正しい食事を心がけましょう。




熱帯夜でなかなか眠れないときは、タオルに包んだ保冷剤をわきの下や足の付け根などの太い血管のある部分にあてると、冷やすことで涼しくなります。
ただし、首の横や後頭部を冷やしすぎると、血管が収縮して肩こりの原因になるので注意しましょう。
毎日の軽い運動や手洗い、寝る前のストレッチなどを習慣にしておけば、普段から風邪を引きにくくなります。風邪に強いからだ作りを始めてみましょう。



免疫力が高まるよう、からだを休めることが第一です。次のことを意識すると、早期回復につながります。

● たっぷり睡眠時間をとる
● 消化が良く、栄養のある食事をとる
(玄米のおかゆ、野菜スープなど)
● 水分補給
● クーラーを上手く使い、心地よい環境を保つ
● 消化が良く、栄養のある食事をとる
(玄米のおかゆ、野菜スープなど)
● 水分補給
● クーラーを上手く使い、心地よい環境を保つ


通常、夏風邪は1週間程で症状も治まって回復します。ですが、それ以上高熱が続いたり、黄色っぽい痰が出るときは2次感染の場合もあるので、早めに病院で診察を受けましょう。

★参考HP
self doctor.net「夏かぜ」