ホーム>ちょっと知っとこ〜プチ特集〜

vol.5なぜクリスマスツリーを飾るの?

今年も、もうすぐクリスマスがやってきます。 街にはイルミネーションやツリーが飾られ、クリスマスらしい雰囲気になってちょっとわくわくしますね。 医院内に飾るツリーの準備をするスタッフさんも多いのではないでしょうか。 ところで、クリスマスにはなぜツリーを飾るのか、ご存知ですか? 実は、クリスマスのシンボルとなっているツリーには、私たちの知らない大切な意味や願いが込められているのです。
モミの木の意味

ツリーによく使われるモミの木は針葉樹で、冬でも葉を落とすことなく一年中緑色をしています。 これは、強い生命力、永遠の生命を象徴するものと言われています。 また、モミの小枝には、健康や豊作を与えてくれる魔法の力があると信じられていたそうです。 こうした意味が込められたモミの木は、古くから今もツリーとして使われているのです。
クリスマスツリー


飾りに込められた意味

何げなく飾っている飾りですが、そのひとつひとつには意味が込められています。 飾りの中には、聖書にまつわる話から意味がなされているものもあるようです。
ステッキ型のあめ ●ステッキ型のあめ
羊飼いがステッキの曲がったところで、迷い出た羊を引っ掛け群れに戻したことから、人が助け合う心の象徴などの意味合いがある。
ベル ●ベル
キリストの誕生を知らせる、天国からのあいさつとする喜びのベルの意味や、人も神様の元へ迷わず帰られるようにという願いの意味合いがある。
ツリーのてっぺんの星 ●ツリーのてっぺんの星
キリストが生まれた時に、大きな星が1つ輝いたという伝説にちなむもの。また、希望を表す意味合いがある。
リンゴ ●リンゴ
知識の果実とされ、豊かな実りや幸福などの生きる喜びをもたらすものの象徴などの意味合いがある。
リボン ●リボン
お互いが愛情を持って永遠のきずなで結ばれるようにという願い。
聖書


クリスマスカラーの意味

クリスマスの色といえば、赤、白、緑の三色。 クリスマスに欠かせないこの三色にも、それぞれ意味があります。 ツリーの飾りにも、このクリスマスカラーを使ったものが多いようです。
赤
キリストの血の色、愛と寛大さ
緑
永遠の命・神の永遠の愛
白
純潔、純白


まとめ
モミの木、飾り、クリスマスカラー、どれも自分たちの願いを含めた大切な意味が込めらています。 クリスマスの日にツリーを飾るのは、その願いを神様へ届けようとする方法の一つだったのですね。 これからは、ツリーに込められた意味も考えて、ツリーの準備を楽しんでみてはいかがでしょうか。


イラスト 参考HP
「小さな森のクリスマス」

クリスマスカラー参考HP
「クリスマスWEB」
vol.1vol.2vol.3vol.4vol.5vol.6vol.7vol.8vol.9vol.10