
空気が乾燥する今の時期、医院の待合室や診療室も暖房やストーブで空気がさらに乾燥し、汚れた状態になっていませんか?
キレイな空気で快適に仕事をしたいし、患者さんにも気持ちよく診察を受けてもらいたいですよね。
そこで今回は、冬の室内の空気の特徴を知り、身近なもので空気をキレイにする方法をご紹介します。

実は、冬の室内の空気は一年のうちで最も汚れています。
というのは、暖房により空気が乾燥することに加え、閉め切った状態で換気を怠りがちな室内は、汚れた空気で充満してしまうからなんです。
そうすると、肌がカサカサしたりのどが痛くなったりと不快な症状が現れてくるばかりか、ウイルスの活動も活発になり風邪をひきやすくなってしまいます。
乾燥し、汚れた冬の室内の空気は体に影響してくるので、十分注意しなければいけませんね。


乾燥し汚れた空気は、できるだけ加湿・清掃しましょう。 加湿器や空気清浄機を使えば簡単ですが、ここでは身近なものでできる空気の加湿・清掃対策をご紹介します。 経済的で環境にもやさしいので、ぜひお試しください。
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●ぬれタオル、洗濯もの ぬれタオルや洗濯ものを部屋に干せば、水分が蒸発し乾燥対策になります。室内の空気に水分を補給できる環境を作りましょう。 |
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●観葉植物 植物は葉から水分を蒸発させ、空気に潤いを与えてくれます。一日一回以上、きり吹きなどで葉に水分を与えるとさらに効果的です。 |
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●炭 炭は湿度が高ければ湿気を吸着、逆に乾燥している時は水分を空気に放出する働きがあります。 また、不純物を吸着、浄化する働きや脱臭する働きもあります。炭は冬だけでなく、一年通して活用できる優れものです。 |

冬の室内の空気は、自分が思っている以上に汚れてしまっています。
乾燥し、汚れた空気で風邪をひいて仕事に影響してしまっては困りますよね。
こまめに換気したり加湿、清掃対策をするなどして、快適な空気で過ごせるよう心がけましょう。


ダイキン「空気の快適デザインブック」より
美健らいふ「炭にはどんな効果があるの?」より