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vol.30「おせち料理」
今年もお正月が近づいてきました。お正月に食べるものといえば、「おせち料理」ですよね。毎年何気なく食べているおせち料理ですが、その歴史は古く、深い意味も込められています。今回は、おせち料理についてご紹介します。
おせち料理の歴史

「おせち」という言葉は、「御節供(おせつく)」が変化したものです。もともとは平安時代の宮廷行事で、季節の変わり目である五節句の日に、神にお供えしていた料理のことを「おせち」と呼んでいました。しだいに、1年で一番大切なお正月料理だけに「おせち」という言葉が、今日まで残ったと言われています。
イラスト
おせち料理に込められた意味
おせち料理には、ひとつひとつ意味が込められています。その多くは、無病息災や子孫繁栄を願ったものです。ここでいくつか見てみましょう。
黒豆
無病息災
数の子
子孫繁栄
たつくり
豊年豊作祈願
エビ
長寿
ごぼう
放念と息災
里芋
子宝

おせち料理の代表として、関東地方では黒豆、数の子、たつくりの三種、関西地方では黒豆、数の子、たたきごぼうの三種を、「祝い肴」や「三つ肴」と呼んでいます。
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参考HP
All About
 「日本の伝統食 おせち料理豆知識」より