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vol.39「糖分のはたらきを知ろう」
五月病になりやすい時期ですが、みなさんは仕事で疲れを感じていませんか?「疲れたときには甘いものが良い」なんて言いますが、糖分にはどのような効果があるのでしょうか。今回は糖分の基本的な働きや上手な摂取法をご紹介します。
糖分の基本的なところ

1、糖分は脳の唯一のエネルギー

糖分は体の他に、脳の唯一のエネルギー源となっています。そのため、糖分が少なくなると脳が働かなくなり、イライラや集中力が欠けたり、疲れやすくなってしまいます。

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2、糖分は様々な食品に含まれます

「糖」と聞くと甘い食べ物に含まれているイメージですが、ご飯、パン、麺類、果物、芋、牛乳などにも多く含まれています。

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3、1日に必要なエネルギーは、60%を糖分から!

1日に必要なエネルギーのうち、おそよ60%は糖分から摂取するのが望ましいとされています。一般成人女性の1日に必要なエネルギーは約1800kcalなので、ごはん3杯に果物ひとつ、おやつとしてお菓子を少量くらいが適量になります。
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上手な糖分の摂り方

●疲れを感じたとき
お菓子や果物に含まれる糖分は、分解・吸収の過程が少なくて済むので即効性があります。飴やチョコレートなどの手軽に食べられるお菓子をポケットやかばんに入れておくと良いかもしれません。

●ビタミンB1を一緒に摂ろう
ビタミンB1は糖分を脳へ送るのに大切な成分で、不足すると糖分を脳へ届けにくくなるばかりか、疲労感や無気力といった症状も現れます。ビタミンB1は豚肉を始めとする肉類や豆類などに多く含まれるので、一緒に摂取すればさらに効果的です。

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まとめ
糖分を必要以上に摂取すると肥満の原因になってしまうこともあるので注意が必要です。上手く糖分を摂取して健康な体づくりをしましょう。
まとめ

参考HP
All About
「3大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)」
「毎日体が重い=隠れビタミンB1不足?」より